地震はなんとか落ち着いたようです。
あれから大きな余震はなく、生活は少しづつ平常に戻ります。

当初は近所に買い物に行っても、
美容院でも病院でも、
顔見知りに会うたびに「怖いね」と地震の話ばっかりしてました。

その度に、
「やっぱりみんな、地震は怖いのね」という当たり前のことを
確認していました。

するとどうでしょう。
ちょっとだけ、勇気みたいなものが沸いてきました。

「怖いのは、私だけじゃなかった」
という感じの。

これ、言葉で書くと、
まさに当たり前なんですけど、
意外とこの「私だけじゃない」というのがミソなんですよね。

わかっちゃいるけど、やめられない。
じゃないけれど、
実際に相手の口から出た言葉というのは
それなりに重いのです。

聞いて初めて気づく、というところがあります。

やっぱり人って、ひとりで生きてるんじゃないのね。
こんなささいなことでも助け合うようにできている。

そんなことに改めて気づいた一週間でした。

ちょっとしたことでも、
顔と顔を合わせて言葉を交わすって大事です。

とまあ、ブログでこんなこと書いてるのは
とっても矛盾している気がしますが、そうなのです。

ま、どっちも大事ってことで、
終わります。



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