母のゆうちょの定額貯金が満期を迎えたので、郵便局へ手続きに行った。
満期のお金は、次は定期にせず普通貯金に入れようと話して決めていた。
日銀がマイナス金利を導入したおかげで、
定額貯金の低い金利はさらに低くなったから、
金利はたいして変わらない。
それに定額貯金は満期の手続きがいるけど、
普通ならATMでいつでも引き出せる。
定額貯金の満期の手続きに私がついていくのは、
母が用紙の記入がおっくうだと言うからだった。
その意味でも、普通にしとこう、ということになった。
さて、郵便局へ。
案の定、「定期にしませんか!」と勧誘された。
さわやかな笑顔で「今なら、部屋干しできるアリエールがついてます!」だって。
低い声で押し売りされるよりはいいけど。(郵便局員の押し売りはこちら)
こっちも笑顔で「結構です」と答えた。
それで諦めたかと思いきや、さらなる笑顔で「アリエールついてます!」
再び笑顔で答える。「結構です」
向こうも笑顔で「アリエールついてます!」
このやり取りが5回くらい続いた。
とうとう諦めて相手は「では普通貯金への手続きしますね」と引き下がった。
やれやれ、と思い、座っている母のところに行くと、
「定期にしたよ」というではないの。
私:「ハッ?どういうこと?」
母:「今、むこうから(郵便局の人が来て)、
『どうしても入ってほしい。必要になったら3ヶ月で取れるから』って言われたから入った」
『どうしても入ってほしい。必要になったら3ヶ月で取れるから』って言われたから入った」
私:???
つまり、私に勧誘してるまさにその時、同時に母にも別の人が勧誘してたってこと。
あっさり断る娘とあっさり承諾する母。
それを見て即座に動く行動力。
苦笑いしかない。
「やるなあ、郵便局」
結局、定期を申しこんで帰ってきた。
こうやってず~っとゆうちょとおつきあいしていくんだろうなあ。
お人好しの連鎖は続くよ、どこまでも。
仕方ないから、明日は部屋干しアリエールで洗濯しよう。励みになるのでクリックお願いします。
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