来年の国民年金保険料が決まりました。
H29年度(2017年度)は月額16,490円(前年比+230円)
H30年度(2018年度)は月額16,340円(前年比-150円)。
今年までは上がるけど、来年は下がるようです。
来年、H30年度の保険料は計算です。
私は2年前納なので、4月に口座から引き落とされます。
引き落とし額は378,320円で、毎月納める場合より15,640円のおトク。
今年の保険料は16,490円なので、逆算したら上の金額でした。
(数字は厚生労働省HPから)
(数字は厚生労働省HPから)
おトクはいいけど、30万以上を一括引き落としって
結構な額ですよね。
そもそも年金で毎月1万6千円も取られるって大きいですよね。
前も言いましたけど、昔はほんとに安かった。
20年前のH9年度(1997年度)は12,800円、
30年前のS62年度(1987年度)は7,400円ですもんね。
ちなみに50年前のS42年度(1967年度)は
35歳以上で250円。
ま、ここまで前だと物価も10倍くらい違うでしょうけど。
ほんとに年金は高くなりました。
しかも、ほんとにもらえるか(もらうときにどれだけ減っているか)は
もらう時までわからない。
これが投資なら、不透明すぎるから絶対やらないわ。
でも、リターンはどうなのかな。
月に1万6千円払って、65歳からは6万4千円もらえるんですよね。
これだけだとパッと見、よさそうですけどそんな簡単じゃありません。
まず、払うのは40年、対してもらうのは、65歳から85歳までもらったとしても半分の20年です。
でも、今の感じだと70歳に延期されそう。
下手したら75歳までかもしれない。
しかも、将来もらえる金額はどこまで減るかわからない、ときます。
トータルリターンはマイナスかもしれません。
それくらい、少子高齢化の問題は重いんですね。
なのに、文科省天下りの「月2日の勤務で年収1000万」てのは異次元ですよね。
ほんに腹立たしい。
年金は国民の義務だから、払うのは仕方ないとして、
税金の無駄使いはほんとにやめてほしい。