昨日はお出かけでお休みしました。

いやはや、今日も暑いですね。
そして、5月も今日で終わり。

早いですね。

さて、前回の話の続きです。

借りたお金を返さずに娘に車を買ってやる相手を見て、
母は動きました。

「お金返して」メールを打ったのです。

しかし。
うんともすんとも、連絡なし。

仕方なく、もう一度打ちました。

それでも、まさかの返事なし。
ここまできたら、非常識も度を越えてます。

怒り心頭のなか、気づきました。
電話番号を変えたのでしょう(笑)。

仕方ないから、かかってきた相手の母からの電話で母は言いました。
「娘さんにメールを打ったけど、返事がない。番号変えた?」

やっぱり、電話番号を変えてたらしいです。
母は娘さんからこちらに連絡してもらうよう、相手の母親に伝言を頼みました。

それで本人から電話がかかってきたのが、一昨日の話でした。

相手は開口一番、こう言いました。
「(電話番号変えたのに)連絡してませんでした?
 てっきり教えたつもりでした、すみません」

それを聞いて、
(ホントかな!?わざとじゃないの?と)
思ってしまったのは、疑いすぎかしら。

そして、お金を返してくれるという展開になったのですが、
次に信じられない一言が出てきました。

「いくら、借りてましたっけ?」

ただただ、びっくりです。

母:「15万円」
相手:「わかりました。2回に分けていいですか」

母「いいですよ、返してくれるなら」

ということで、2回に分けてですが、
なんとか返してもらえる算段がつきました。

それにしても。
借りたお金の額を忘れる人っているんですね。

もしかして、借りたのも忘れてたのかしら。
こちらから催促しなかったら永遠に戻ってこなかったかも。

これが逆の立場だったら、と考えると、
借りたお金の金額を忘れるなんて、有り得ないですけどね。

ま、お金の感覚は人それぞれです。

今回の顛末を見て、しみじみ思ったことがひとつ。

「お金は人に貸すもんじゃない。」

今さら何言ってるって感じですね(苦笑)。

お金を巡るトラブルはほんと、嫌です。

お金は互いの金銭感覚だけでなく、
誠実さとか責任感とか、いろんなものを写しだしてしまいます。

母は「子どもが小さいうちは大変だから」と
返済の期限も決めずに子育て中の相手に快くお金を貸していました。

結果的にそれがアダとなりました。

相手はそんな母の気持ちも知らずに、
子どもが大きくなったら借金を返さずに車を買い、
その母親は、その事を嬉しそうに母に伝えた。

今回、お金が返ってくることになって、本当によかったと思います。
もっとも、貸したお金は利息もつかずにただ戻ってくるだけなんですけどね。

でも、何かを失った気がします。
本当に残念でなりません。

最初は本当に大変だったのでしょう。
お金ができたら、もちろん返すつもりだったと思います。

でも、だんだん最初の気持ちが薄れて、なしくずしになってしまった。

さすがに開き直りはせず、催促されたら返す気になったようですけど、
自分から返してきたわけではないところが、決定的に痛いです。

人間の弱さって怖いですね。
「貸す時はあげるつもりで貸せ」とはよく言ったものです。

もし今度、あげるつもりはないけど貸さざるを得ない状況になったら
借用書でも書いてもらったらいいのかしら。

でもそれも気が引けるなあ、最初から相手を信用してないみたいで。

そう、これが甘いんだと思います。

お金の貸し借りはお互い様。
相手は弱いけど、こちらも甘い。
こちらの甘さが相手の弱さを引き出した、とも言えます。

あげるつもりがないなら、
いいかっこせずにきっちり借用書を書かせるべきなのです。

これが今回の一件で学習したことです。


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