今日は梅雨の合間の晴れ間でしたね。

ようやっと、ふとんを干せました。
よかった。

このところ、母は体調が優れません。
そのため、宅配などのドア対応はほぼ全て、私がしています。

今日も昼すぎにピンポンとドアホンが鳴りました。

聞いてなかったので、「誰かな」と思いつつ、
部屋からダッシュしてきたら、お米屋さんでした。

我が家のお米は農協からもらっています。
月に一度くらい母が電話して、持ってきてもらいます。

今日もどうやら、してたみたいです、電話。

聞いてなかったゾ。
来るなら来るで、ちゃんと言っといてよね。

・・とひとりごちた後、気づく。

そうでした、ふとんを叩きにベランダに出ようとリビングを通った時、
母がおもむろに受話器を取ったのが目に入ったのでした。

あれがそうだったんだわ。
そういうことなら、まあ、仕方ないか。
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それにしても、みんな優しい。

私が出てお米を受け取った時、
農協のお兄さんが一言、言いました。

「お母さんはお元気ですか?」って。

最近、顔を見ないから、心配してくれてました。

「ええ、元気ですよ」と返しましたが、
ほんとは、あんまり元気じゃない。

でも、優しさにほっこりしました。
聞いた母も、嬉しそう。

そういえば少し前、
やっぱり母が農協に電話していて会話が耳に入り、
その内容が笑えました。

「お米、2時までに持ってきてくれますか」と母。
電話の向こうで「おでかけですか」と聞いたんでしょう。

ひといき置いて、母は言いました。
「お昼寝するから」

そんな理由、あり(笑)?

こんな理由が許されるのは、高齢者だからでしょうか。
(いや、そもそも許されているかどうかも怪しいんですけど)

でも、どうやら許されているらしかったです。
その後、お米屋さんが来て母との会話が耳に入りました。

母「ごめんね、無理言って」
お米屋さん「いえいえ大丈夫です。
でも、昼寝の後に持っていくのかとスタンバってたら、
その前って言われて、慌てて持ってきましたよ」ですって。

スタンバッてたのか・・

以前私が、「スーパーの方が安いから、お米はスーパーで買おう」と提案したら、
母は「お米は農協で買うもの」と即効で否定されました。

母は、実家が農家だった影響で、
今でも農協に絶大な信頼を置いています。

でも、こんな面白い対応をしてくれることも
信頼を支えている一要因かもしれないと思いました。

農協のお米は、やさしさで、できている。


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