考えてみたら、今年の夏は異常な暑さでした。
（まだ終わってませんけど）

「命にかかわる暑さ」というフレーズが強烈なインパクトをもち、
熱中症が一大事となるニュースが毎日報道されました。

おかげさまで今年の夏は、ほぼどこにも行ってません、ひとりでは。

ひとりで出かけたのは確か、7月の初めごろ。
友人とランチをしたような。

それ以外は、母と2人で出かけることはあっても、
母を1人家に残して出かけることはありませんでした。

理由はひとつ。
熱中症が怖いから。

「高齢になると、暑さに疎くなる」と誰かが言っていました。

いつもの内科の先生に「最近、母の体調がよくない」と言ったら、
「高齢になると、暑いだけで体力を消耗する」と先生に言われました。

「1日外で遊んで帰ってきたら、家で母がぐったりしていた」なんて、
想像するだけで恐ろしく、1人置いてはどこにも行けませんでした。

・・わかってるんです、
自分でもおおげさだと思います。

でも、心配してしまう。

いつからこんなに心配性になったのかな(苦笑)？


この心配性は父親ゆずりです、おそらく。

父は、私がまだ20代の女子だった頃、
「仕事の帰りが遅い」と言っては心配していました。

それはもう、明らかに「心配しすぎ」のレベルでした。

当時はその口うるささと、度を越した心配性に呆れましたが、
今となっては、さほどに心配してくれる存在がただありがたく、
懐かしい限りです。

心配するのも、けっこうしんどいもんです。

父もしんどかったろうな。
それでもやっぱり心配してくれていた。

30年前の父の思いと行動に感謝しつつ、
その思いと行動を母に循環させていきます。

ちょっとしんどいですけど、
まあちょっとしたお返しみたいなもんです。

でも早く、涼しくなってほしい。
そして早く元気になってほしい。


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