先日、知人が家に遊びに来ました。

久しぶりに話して楽しいひとときでした。
その中で印象に残った話をおひとつ。

知人(=Hさん)が言いました。 
「ここは便利でいいですね。いろんなお店があって。」 

私:「そうですか?結構不便なとこですよ」
Hさん:「そんなことないですよ。スーパーあるし、100均あるし、お惣菜屋さんもあるし、電気屋さんまである。必要なもの全部揃うんじゃないですか 」

主婦目線だと全部揃ってるんですね。(笑)

そして極めつけがこれ。
「高架じゃないのがいいわ。すぐ電車に乗れる。高架って不便ですよ。駅はすぐそこなのに、上がったり下がったりして全然着きませんから。」

全然着かないことはないと思いますけど(笑)、そんなふうには考えたことなかったです。
思いって人それぞれで面白いですよね。

人には身近なものを低く見る傾向があって、でもそれは客観的に見たら、かけがえのないものだったりすることがあります。

だから身近にあるものをないがしろにするのはやめよう、と心がけていたつもりでしたけど、まだまだだと気づかせてもらいました。

踏切にもいいところあったんですね。

実際生活してみると十分不便ですけどね。(笑)

昼間は踏切はけっこう開いてるから実感できなかったでしょうけど、
通勤時間帯なんて、そうそう開きませんからね。だから高架が便利なんですよ、普通は。

でも、確かに上がったり下がったりはない。
「踏切が閉じさえしなければ、すぐ電車に乗れて便利」なんですね。

この発想はちょっといいですよね。
今まで思ってた「時代に取り残された遺物」という感覚よりは、よっほどいいです。

その日はHさんにプレゼントをもらったような気分になりました。


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