周りに年金をもらい始める人がちらほら増えてきました。
 
ある人は月額18万円もらい、ある人は15万、ある人は11万だとか。

そのなかに、年金を一銭ももらえない女性がひとり、います。
彼女はずっと自営業でやってきました。

給料から天引きされる厚生年金と違って、
国民年金は個人が支払いの手続きをしなければ、払わなくてすみます。
もちろん、昔は強制徴収なんてありませんし。

国民年金保険料を25年間払い続ければ、今だと月額65,000円受給できます。
多くはないですが、一銭ももらえないより、よっぽどマシだと思いますけどね。

彼女は若い頃は羽振りがよかったと聞いています。
なぜ払わなかったのか、不思議で仕方ありません。
たぶん、若い頃、深くは考えずに払わずにきてしまったのでしょう。

それに25年というのもハードルが高いですよね。
早く10年に短縮されてほしいものです。
※平成29年8月1日から10年で受け取れるようになります。

話は変わりますが、会社に勤めている人は、
25年間勤めて厚生年金を25年間払わないと年金をもらえない」と
思っている人がいますが、これは誤解です。

厚生年金の受給要件は「1ヶ月以上」です。
25年払わなければいけないのは、国民年金です。

つまり、会社をやめた後も自分で国民年金を払う手続きをして、
厚生年金とあわせて25年間払い続ければ受給要件を満たせます。
平成29年8月1日より25年は10年に短縮されます。

詳しくは、こちらをどうぞ。
わたしも誤解してましたので、お気をつけて。

話を戻します。
年金ゼロの彼女は、年金ももらえず貯金も底をついたため、
再び働きはじめました。

若い頃は自営業で商売がうまくいき小金持ちになりました。
うまくいかなくなったので自営業をやめましたが、
貯金がたくさんあったので仕事はしなかったそうです。

でも貯金が少なくなってきたので、工場で働きはじめましたが
リーマンショックで工場がつぶれてからは、また働かなくなりました。
そして最近、貯金がなくなったので、また働きはじめたそうです。

絵に書いたような「成り行き人生」です。(笑)

でも、そんな彼女が嫌いじゃありません。
計画性はゼロでも、人間的魅力が大量にあるからでしょうか。

年をとって働くのはしんどいでしょうけど、
彼女は働きはじめました。

お金がなくなったら、人の力を借りずに、自分で働く。

彼女はずっと成り行きまかせの人生ですが、
しっかり自分の足で立って歩いています。

ある意味、清々しい。

・・けれど、わたしには無理そうです。
やっぱり、年金はもらえたほうがよいと思います。
可能な人は、年金保険料払いましょうね。


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