喪中はがきがちらほら届き始めています。
元同期のお父さんが亡くなられたとか、遠い親戚の叔母さまが急逝された
という報に接すると、親しくはなくても一瞬心がしぼみます。
つい先日、同じマンションに住む75歳の女性が亡くなられました。
母とはお茶のみ友達で、母より若いその方は最近までとても元気にしておられました。
実際、病気らしい病気をしたことがないと聞いていましたし、
病院はお嫌いらしく、定期検診は受けないとおっしゃっていたくらいです。
それがちょっと前にお腹が痛いと病院に行き、
腹膜炎の緊急オペをしたと聞いたばかりでした。
無事退院してホッとしたのも束の間、また入院したと聞いて心配していた矢先のことでした。
亡くなられたと知った時は、しばし呆然としましたが、
本当のところは緊急オペで開いた時に大腸がんが見つかり、
次に発作が起きたら危ないと、ご家族には告知されていたそうです。
はっきりものを言われるけれど、快活で朗らかな性格は母と気が合いました。
あっという間の出来事に、母もかなりショックを受けています。
ほんとに人との別れというものは、突然に来るものですね。
その方にせよ、母にせよ、ずっとこのまま仲良しが続いていくものと思っていましたが、
そんなわけ、ないんですね、やっぱり。
今日無事にあることに感謝しつつ、しばらく会っていない友人に連絡をとってみようと思う今日この頃です。
残されたご家族が一日も早く笑顔を取り戻されますように、
心からご冥福をお祈りいたします。
